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浜松日体高校 男子バレー部で体罰 「日常的に体罰はない」 [社会]

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大阪で問題が再度明るみになって以降、自浄されないどころか、どんどん明るみになっていますね。

動画を見ましたが、これは生徒への指導とは言えません。明らかに暴力です。

私自身、同じく男子バレー部でここまでとは言わないまでも、試合で負ける度に何度も平手打ちをくらいました。(今でも思い出したくもない記憶ですし、許されるならば殴った顧問教師に倍返しをしたい位)

私は部活動において体罰は一切不要と考えます。

その理由は2つあり、一つ目は生徒の自律的な成長を妨げること、もう一つはコーチ・監督の指導力向上に繋がらないことです。

一つ目ですが、たとえばバレーでミスを繰り返した生徒をコーチ・監督が殴ったとします。

その生徒は次の試合でどの様な行動をとるでしょうか?

ミスを恐れてしまい、無難なプレーに終始し、最悪な場合はまたミスを連発して殴られる、という悪循環に陥ってしまいます。

何より、ミスの根本原因を探って次の行動に活かすPDCAサイクルが回らず、技術的な成長は見込めません。そればかりか、「どうしたら殴られずに済むだろう」と後ろ向きな考えになり、コーチ・監督の顔色を見て行動をする他律的な人間になってしまいます。

ここでコーチ・監督が取るべき行動は、どうしてミスをしたのか原因を考える様にコーチングすることだと考えます。それでも生徒自身が原因に気付かないのであれば、答えを導き出すヒントを与えても良いでしょう。

二つ目ですが、体罰は上下関係の構図から仕返しを受けることがない最も安全な指導方法であるが故、怠けている指導者ほど体罰を選択すると考えます。

先述の様な指導を行うのがコーチ・監督の役目と考えますが、指導をした瞬間に生徒の成長に対して責任を負うことになる以上、失敗を恐れるあまりできないというのが現状ではないでしょうか。



これは個人の考えですが、一向に部活動の現場から体罰がなくならないのは、行き過ぎた勝利主義にあると考えています。

短期間で結果を出すためには、とにかく結果を出せる人間を作ること。そのためには最も簡単で、且つ思い通りに動かすことができる体罰が選択されるのも無理はないでしょう。

部活動が学校教育の一環にある以上、生徒の人材育成・自律的成長重視へシフトし、スポーツを通じて社会で活躍できる人間が次々と輩出されることを願うばかりです。


【浜松日体高校男子バレー部の体罰の様子です。】
http://youtu.be/WlpNLR_IbdQ


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